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松川医師への質問を掲載しているページです


書き込み件数 : 77件 中、1-20件を表示
篠 栄作>松川医師
[2006年3月7日(火) 23時09分45秒]
先生、お聞かせ下さい。私は28歳の男性です。一週間前から膝に水が溜まっていたので整形外科に行きMRIで検査をした結果
半月板にはこれといった傷は無いのとの結果で、とりあえず水を抜き炎症を抑える為のステロイド注射を打たれました。
以前から時々膝が痛むことはあったのですが無痛で水が溜まるというのは今回が初めてだったのでショック
です。原因が分からないという点とステロイドを使用した治療というのが今後治療を進めていく上で大変
不安です。普段、週に2回くらい1時間程度のジョギングと通勤に30分くらい歩くくらいの運動なのですが
どの辺りに原因があるのでしょうか?また、先生のところではこういった症状の場合どのような治療をしていただけるのでしょうか?
お聞かせ下さい。
●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。
まずおことわりしておきますが、MRIを含め100%の診断が可能な機械はありません。
どれだけ高精度な診断機器も直接目で見ることに勝るものではありません(実質臓器の内部の腫瘍などは外表からはわかりませんが、我々の行う関節鏡ではほとんど診断できないものはないと思います)つまり、半月板を含めMRI上は明らかな所見がないと思われても、実際異常なしとは言えません。あくまでも臨床所見に追加情報としてそのような画像所見を参考にするだけです。

以上を前提にお話しします。まず、膝に水が貯まるということですが、これは正式には関節水腫といいます。滑膜炎が直接的な原因です。滑膜炎の原因は必ず何かあります。それは、半月板損傷であったり、変形性関節症であったり、関節ネズミや棚障害、overuseなどあると思います。以前は時々あったが、現在は痛みがないということですね。これはかなり大きなポイントだと思います。痛みにも必ず何か原因があります。通常は痛みがあり水腫もあるという状況が多いのですが、それらの発症はずれたりすることもあり得ると思います。ちなみに、半月板損傷の場合、切れ方によっては、最初痛みがあるが、切れてずれたのが、ずれが戻ってしまうと痛みがとれてしまう場合は、意外に多いです。そのまま症状を出さない場合もありますが、又急に痛くなるような場合もあります。



大江>松川医師
[2005年11月20日(日) 00時19分56秒]
はじめまして。6歳の息子の膝の痛みについて相談願います。現在、不定期的に右膝に血が溜まり、痛みを伴い、膝を曲げれなくなります。2歳9ヶ月に階段から転落した以来3回血を抜いています。血を抜かずにギプスで2週間程で腫れ、痛みが引いて治まった事も何度かあります。整形外科の腫瘍専門の先生に診てもらい、滑膜性血管腫か色素性絨毛結節性滑膜炎ではないかと言われました。手術はリスクが高いので今は見送り半年に1度MRIを撮り経過観察をしていくことになりました。他に検査をしていませんが、何かしたほうがいいのでしょうか?それから2つの病気について詳しく教えて頂けませんか。
●松川医師からのコメント

ご返事が遅れ申し訳ありませんでした。北新病院の松川と申します。
非常に難しいご質問です。診断は、私も恐らく色素性絨毛結節性滑膜炎か滑膜性血管腫ではないかと思います。
ただ、滑膜性血管腫に関しては経験がなく詳しくわかりません。色素性絨毛結節性滑膜炎は最もそれらしいかと思います。治療は外科的切除になりますが、完全切除が難しく再発の可能性が高い疾患です。6歳の男の子ということですのでまだ膝は小さく根治手術は待った方がよいと思います(内視鏡で滑膜生検だけならよいかもしれませんが)。
やはり私も経過観察がよいのではないかと思います。とにかく診断だけでもというなら滑膜生検ですが、それ以外特別な検査はないと思います。アドバイスになってないかもしれません。お許し下さい。


中田文子>松川医師
[2004年7月27日(火) 00時00分01秒]
先日一度発言させて頂きました。中2の娘が「左膝蓋骨脱臼」で内視鏡での手術を来月受ける予定です。完治見込みは薄く、一時的な処置になる可能性も説明を受けましたが、最終手段の大掛かりな切開手術も完全ではなく、後遺症も有り得るとの事で、どう判断していいのか納得のいかないまま主治医に委ねている現状です。娘は一時的な脱臼ではなく、受けに当たる部分の骨が殆どフラットに変形しており、膝を曲げると膝頭が滑って外側にずれてしまいます。実際に手術を受けた方や医療関係の方の話では、いずれ大掛かりな手術が必要になるだろうから、今回の手術は無駄になるのでは・・との意見が聞かれます。現病院では今回の手術までで、それ以上の治療が必要なら転院になります。今のうちに大きな病院で診察し直した方が良いのでしょうか。必要ならば迷わずそうしたいと思っていますが、地理的・時間・費用・娘の生活や精神状態・・全てにおいてかなり負担がかかります。助言戴けたらと再度発言させて頂きました。よろしくお願い致します。
●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。ご心配のことと思います。ところで、今までに1度でもはっきりと実際に脱臼されたことがあるのでしょうか?それとも、膝を曲げるとお皿が外方にずれ(亜脱臼)不安感が強くなるのでしょうか?もし、何度も既に脱臼されているのなら、仰るところの大掛かりな手術が必要と思います。いずれにしても、選択枝のある病院での治療をお薦めします。内視鏡での治療は非常にできることが少なく適応
範囲も少ないです。(内視鏡治療にしても大きな病院で行われた方がよいと思います)



足裏の疼痛、痺れ、麻痺>松川医師
[2004年4月21日(水) 16時06分18秒]
お願いします。現在38歳です。19歳の時に椎間板ヘルニアになりました。その後、ブロック治療、牽引などで下肢の痺れも取れ、何年も症状が出ませんでした。3月26日に初めての子を産みました。硬膜外麻酔12時間使用により出産後、左足膝下が腫れ、熱と痛みが出ました。右足は直ぐに麻酔も切れましたが、左足くるぶし下は2日間腫れたままとなり、現在はものすごい疼痛と痺れ、かかとの麻痺を残しています。現在はビタミンと痛み止めを貰っていますが殆ど効きません。CT、血液検査、超音波、MRIの結果異常なし、筋電図、針筋電図の結果、左足膝裏の神経反応良く、膝脇の反応が悪いことから、12時間体を動かさなかったことによる坐骨神経の圧迫損傷で、3、4ヶ月すれば改善すると言われましたが、麻酔による合併症や感染症なのではないか?あまりの痛みとまだ全く改善がないので不安で不安で仕方ありません。足裏全てが痛く、床に足を付けることも出来ないのですが、このまま3、4ヶ月も様子を見ていて良いのでしょうか?尚、腰痛はありません。お力を御貸しください。お願いします。
●松川医師からのコメント

北新病院の松川と申します。出産後、楽しいはずなのに、心配だと思います。
結論から言えば、広い意味では、麻酔合併症といえます。ただ麻酔自体の合併症ではなく産前後の除痛目的の硬膜外麻酔で、下肢が外旋位となり、膝外側の部分で、腓骨神経を圧迫したか、膝裏になにか固いものでもあって脛骨神経を圧迫したかのいずれかと思われます。
問題は、麻痺の程度です。足首が上にも下にも普通に動くが、痺れて痛い位なのか、足首は多少上に動くが、力が思うように入らない、全く足首が上に上がらない。いずれでしょうか?麻痺の程度で、回復期間を予測できます。
いずれにしても、ある程度は時間かかりますが、ほとんどの場合、問題なく快復します。強い麻痺がある場合は、足首の関節の装具を作ることが多いです。(なければ、歩きづらく、底屈拘縮ができてしまいます)
かかられた病院で、どの程度のお話を受けられているかわかりませんが、一般的には、医療側のミスといえます。
別な意味で、じっくりお話が必要かと思います。
できる検査はされてるようなので、あとは待つしかないと思います。半年症状が変わらなければ、神経剥離の手術も検討する必要が出てくると思います。


小西>松川医師
[2004年3月22日(月) 15時21分11秒]
はじめまして、鹿児島県の与論島からの質問です。
平成10年12月に半月版損傷で大阪の病院にて関節鏡の手術をうけました。その時に前十時靭帯が断裂していることを指摘されました。現在ダイビングのインストラクターとして働いている毎日
12・3キロあるタンクを運んだり、ゆれる船上でダイビング器材を背負ったりしております。今も2週間に一度アルツとキシロカインの関節注射をしています。与論島には専門の先生がいません。2週間に1度の整形外科の先生の診察のときに、膝のぐらつきがひどいといわれ、このままの注射をつづけるよりも、再建を考えたほうが良いといわれております。何かアドバイスをいただけないでしょうか?
●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。体が資本のお仕事で、膝の調子が悪いのは、大変だと思います。
結論から言えば、早く、再建した方がよいと思います。アルツの注射されていると言うことは、既に軟骨変性も始まってる可能性もありますし、このまま同じお仕事を続けるつもりなら、可能な限り早く再建を考えた方がよいと思います。施設によりリハビリ等違いますが、入院1ヶ月、リハビリ半年くらいが目途かと思います。


秋>松川医師
[2004年3月9日(火) 10時12分38秒]
はじめまして。26歳、女性です。「膝蓋骨亜脱臼」の治療について教えて下さい。
私は小学生のころより亜脱臼を繰り返しており、現在は膝がパンパンに腫れる位の亜脱臼は年に1回程ですが、軽い亜脱臼(カクっとなって転んでしまいます)は年に数回起こります。
我が家は祖母、母、姉、従姉妹全員が同じ症状で、20年近く前になりますが、姉が手術も行いました。その当時の手術では、あまり成果がなく、傷も目立ちますし、亜脱臼もまだおこっているそうです。
現在は医学も発達しており、過去のログでどんな手術を行うのかも拝見させて頂きましたが、やはり、手術したからといって治るものではないのでしょうか?手術すれば亜脱臼しなくなるのでしょうか?

手術は出来るだけ避けたいのですが、筋肉トレーニングでは限界があるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。


●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。宜しくお願いします。
おっしゃる通り医学は、日進月歩の進歩を遂げておりますが、こと整形外科の手術術式に関しては、一部を除き大きな変化はあまりありません。もちろん、手術機材等は、20年前に比べれば、格段良くなってはいます。
しかしお困りの「膝蓋骨亜脱臼」等の手術術式は、ほとんど20年前と大きな変化はありません。
お話からすれば、家系的なものがありそうで、膝蓋骨や大腿骨の先天的な構造異常も予想され、単純な手術ではお姉さまのように、抑えられないのかもしれません。ただ、以前に比べれば、診断技術に関しては、相当進歩しておりますので、まず今の状態を正確に評価し、できることを検討することが良いのではないでしょうか?
筋トレの効用に関しても、意見が分かれるところです。大腿四頭筋が、膝蓋骨を介して、膝を伸展する過程で脱臼(亜脱臼)を起こすわけですから、単純な筋トレは無効な可能性もあります。四頭筋の内の内側広筋(内側の筋肉)の強化は有効と思われます。恐らく、足はX脚気味か、下腿(膝から下)が大腿より外旋(がに股気味)してるのではないかと思います。X脚や下腿外旋をなるべく減らすような内側広筋強化やあぐら訓練がよいかと思われます。いずれにしても、まず下肢疾患の専門医の居る病院で正しく評価してもらうことが、良いのではないでしょうか


Miharu>松川医師
[2004年2月27日(金) 09時27分25秒]
こんにちは。私は30歳の女性です。スポーツは主にフラダンスをやっており(ずっと中腰で踊るスポーツですので、大腿筋に大きな力が加わります)、去年の3月ごろから右膝の不自然な痛みにきづき、こちらアメリカでずっと整形外科に通っていました。当初は腱炎(tendonitis)と診断され、非ステロイド薬と脚の休息で様子を見たのですが、7ヶ月程休めても痛みがなくならなかったので、とうとう2週間前の2月12日に関節鏡手術をしました。
関節鏡でみた結果、四頭筋腱の一部断裂が認められたらしく、術後の医者からの説明によると、膝のお皿(Patella)にボルトを入れてそれと離れてしまった腱をお皿に縫い合わせてつける、という処置をしたとの事です。そして6週間は設定した角度だけ曲げられるような取り外しのできるソフトギブスと松葉づえ生活をしているところです。
前置きが長くなりましたが、質問したいのは、こういった手術をした場合、最終的な膝の完治度というのはどれくらいの確率で術前とほぼ同じになるのでしょうか。
正座をしたり、大腿筋に力を常に入れるようなスポーツをしたりするような状態まで完全に治るものなのでしょうか。
もし統計的な結果や先生の経験からのコメントとかございましたら、是非教えて下さい、よろしくお願いいたします。
●松川医師からのコメント

青木医師の掲示板をご覧ください。


さちこ>松川医師
[2004年2月18日(水) 12時43分33秒]
こんにちは。28歳の女性です。昨年の8月にテニスの最中に左足首捻挫(グキっといいましたが、骨には異常がないそうです)をしたのですが、いまだ治りません。病院へは行きましたが、湿布と包帯で固定をし、10月頃からリハビリとしてホットパットを当てる処置をされました。しかし、まだテニスをすれば足首がほてりますし、正座もうまくできません。もう一度そちらの病院へでも伺って診察してもらったほうがいいのでしょうか?友人にMRIをとってもらったほうがいいよ、とも言われましたが、いかがでしょうか?
●松川医師からのコメント

はじめまして、北新病院の松川です。受傷後約半年経過しても、症状が残っていると言うことですね。
骨には問題ないと言われたとのことですので、靱帯損傷があったか否かが問題となりそうです。
いずれにしても、現在も症状があって、お困りのようなら、一度拝見させていただければ、よりはっきりとアドバイスさせていただけるのではないかと思います。MRIも場合によっては、必要かもしれません。お待ちしております。


yamada >松川医師
[2004年2月17日(火) 00時21分01秒]
はじめまして。29歳の男性です。昨年の11月にフットサルの試合中に捻挫をしてしまい、内側靭帯と前十字靭帯断絶、半月板損傷という診断を受けました。現在は半月板部分切除の手術は済ませ、通院リハビリを受けながら、靱帯再建の手術を受けるかどうか迷っているところです。日常生活にはこのままでもたいした問題がないという事は聞いていますが、今後もサッカーを中心として楽しむ程度にスポーツ(スノーボード等)はしていきたいと考えており、病院の先生は手術することをすすめられています。しかし仕事柄長期休むことが難しく、また手術をしなくても草サッカー程度であればリハビリ中心で半年ぐらいで復帰できるという話を知り合いの整体師から聞きました。私個人としてもあまり手術は受けたくなということもあり、手術に対して大変悩んでいます。手術をせずにそれらのスポーツを楽しんでいける方法はありますか。また今後手術をしないことによって何ら膝に問題は出てくるでしょうか。お忙しいとは思いますが宜しくお願いします。


●松川医師からのコメント

はじめまして、北新病院の松川です。
結論から言えば、手術した方がよいと思います。確かに、今のところ、日常生活でそれほど困らないし、軽い運動も可能かもしれません。しかし、今後もサッカー(特に、室内のフットサルなら)を続けられるなら、前十字靭帯不全に伴う不安定性から、高率に再受傷(捻って、再び半月板を切るなど・・)すること、また不安定性が長期間続くことによる変形性膝関節症に進展しやすいことなどから、当院では、フットサルやバスケットボール選手には、手術を勧めております。当院では、学生さんが多い関係から入院期間も2-3週で、その後通院でリハビリをしていただき、なるべく仕事や学業に負担のないように努めております。


神田>松川医師
[2004年1月9日(金) 12時37分08秒]
はじめまして。
以前から散発的に膝の痛みを感じていたので昨年の11月にMRIを撮ってみたところ、半月板の損傷と診断されました。 その時点では痛みも無かったので、痛みがひどくなった場合は軟骨の損傷を防ぐ為にも切除手術を、と言われました。
現在行っているスポーツは、週に2度のウエィト、週に2〜3回の4Km程度のラン、そして柔術(という格闘技)を週2〜3回行っており、38歳としてはそれなりに身体を使っている方だと思います。 年始(3日土曜日)の練習で膝に今までには無いような激しい痛みを感じ、それでも痛みは引いたのですが、昨日の練習で痛みが再発し、今日整形外科に行ったところ、ロッキングしていると言われました。
前置きが長くなりましたが、柔術は少なくともあと4〜5年は続けたいので早く競技に戻る為にも手術が良いと思っているのですが、切除手術を行うことによるデメリットは無いのでしょうか? たまたま切除手術を行った方から話を聞く機会があったのですが、筋トレなどで膝回りの強化に務めねばならず、切ったら切ったで大変と聞きました(最も1サンプルだけですが)。 その一方で切らないことのデメリットもあるかと存じます。 ご意見伺えれば幸いです。
●松川医師からのコメント
北新病院の松川です。すごい運動量ですね。感服します。ところで、手術のデメリットということですが、デメリットのない手術はないですね。あっても意味のない盲腸や膝の棚障害をおこす棚などでも、手術自体がデメリットといえると思います。まして、本来膝の構造上、重要な半月板を削ってしまってデメリットがないわけありません。ただし、切れてしまって治る見込みのない半月板は、健康な軟骨まで傷つける可能性がありその部分はやはり削ることが最善の方法だと思います。ただし、元のきれいな半月板に戻ったわけではありませんので、何らかの症状が残る可能性はあります。それらを補うのは、やはり筋トレだと思います。
ということで、今後も競技を続けるなら、手術した方がよいと思います。



宮井(女)>松川医師
[2003年11月28日(金) 20時01分50秒]
松川先生、はじめまして。宮井と申します。年齢は28歳、女性です。半年前位から少しずつ右膝が痛み出し、その内、しゃがむのや伸ばすのが容易にできないほど痛み出したので病院に行ったところ、円盤状半月板で既に変形が見られるので全摘したほうがよいと診断されました。しかし、私としては全摘には強い抵抗があり、年齢的にもおいて置けるならまだおいておきたいという気持ちがとても強いです。そこで、幾つかお聞きしたいのですが、@私のように既に変形し痛みが出ている場合、全摘以外に方法はないのでしょうか、A全摘した場合、お医者さんは普段の生活(軽い運動も含む)には何ら支障はないとのことだったのですが、それは本当に間違いないのでしょうか、B加齢による膝の変形が人より早くなるとのことですが、どれ位早まるのでしょうか。以上、とても不安です。ちなみに私はもともと足の形が非常に悪く、特に膝に関しては小さい頃から何となく違和感を感じていました。
以上、お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。


●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。返事が遅れて申し訳ありませんでした。
円盤状半月は、生まれつきのもので、症状がいつ現れるかは人次第です。5-6歳で出る人もいるし、中学/高校になり、スポーツに伴って、症状を出すような場合もあります。
宮井さんの場合は比較的遅いほうでしょう。子供の場合も全摘もしくは亜全摘します。
(円盤状半月の場合、軟骨の線維の方向などが普通の半月板とは全く異なり、中途半端に残すと再断裂の可能性が高くなりますので全摘もしくは亜全摘をします。)
質問ですが、治療は、全摘もしくは亜全摘がよいと思います。日常生活にはほとんど支障はないと思います。年齢変化に関しては、人それぞれですが、間違いないことは、筋力が弱いと早く出ると思います。答えになってるでしょうか?


匿名>松川医師
[2003定11埖19晩(邦) 21瓶37蛍17昼]
20歳の学生です。12歳の頃から足関節の痛みと運動時の腫れがあり、15歳の時に、原因はわからないのですが左距骨離断性骨軟骨症と診断され、骨形成術を受けました。その後も運動時の痛みはあったのですが、歩行時の痛みや腫れが増してきたため、19歳で再び整形を受診したところ、MRI検査の結果、足関節の二次性変形と診断されました。関節内に水も溜まっていたため、水を抜いたり、ヒアルロン酸の関節内注射、消炎鎮痛剤の内服をしていました。しかし、痛みにあまり変化はなく、歩行できないほどではないのですが、長距離の歩行によって痛みが増強し、最近では歩行時に軋轢音・関節の違和感等があります。私は現在、看護学生であり、実習で立っている時間が長くなると、足関節の痛みがでてきて困っています。来年は現在よりも実習が増え、立っている時間が長くなるのですが、今のままの治療を続けておくしかないのでしょうか?また、最近では右腰の痛みも出てきたのですが、左足をかばって歩くことと関係があるのでしょうか?お答え頂ければ嬉しく思います。

●松川医師からのコメント

はじめまして、北新病院の松川です。お話で判断すれば、距骨離断性骨軟骨症で手術したが、結果的に変形性関節症になってしまい、現在長時間立ったり歩くと痛くなってくるということですね。レントゲンや実際拝見しないと、どの程度のものかわかりませんが、20歳で、これから看護師を目指す方にとっては切実ですね。
もともと離断性骨軟骨症ですから、外傷(骨折や脱臼など)と違い、関節の形自体は恐らく問題なく、多分軟骨が遊離してしまい、いわゆる関節ネズミ状態が続いたことによる二次性の変形性関節症なのでしょう。変形の程度にもよりますが、遊離軟骨を摘出するだけで良くなる場合もあると思いますよ。私は自分自身が、現在同じような二次性変形性足関節症で人ごとではない気がします。(私の場合は、靱帯損傷の結果、遊離軟骨が狭い隙間に挟まって、ロッキングという状態になり、手術で摘出しましたが・・幸い今は、術後17年くらい経ちますが普通に生活しております)変形の程度が高度で、日常に非常に困る場合は、足関節固定術の適応になると思いますが、20歳ですからね・・
一度、関節鏡を試してみる価値はあると思いますが・・・主治医の先生に相談してみると良いのではないでしょうか?
足に問題があり、かばって歩くことで、腰痛を引き起こすことはよくあります。なるべく、バランスよく歩くことだと思います。参考になったでしょうか?




しんご>松川医師
[2003定11埖9晩(晩) 23瓶51蛍10昼]
初めまして。19歳の男です。
自分は、今、大学生で、空手部に入っています。
高校のときから部活で空手をやっていましたが、高校1年の冬・高校2年の春・高校2年の夏の3度、組み手練習中に、左膝の皿の脱臼をして以来、恐くて思い切り組み手練習ができなくなりました。脱臼するときは、いつも同じ状況で、自分が相手に突きを出すために、腰を回転すると同時に、後ろ足の膝を曲げた状態から、すばやく内側にひねりながら伸ばすという動作をしたときにおきます。(これは、突きの基本動作なのでこの動作を抜かすことはできません)かかった医者からは、膝の皿がおさまっている溝が浅いために脱臼をしやすいと言われました。2回目の脱臼後に、自分の判断で、スポーツ用品店にて、サポーター(膝の皿の脱臼対策用のサポーターは売っていなかったので、膝をひし形に四方から締め付けられるタイプのもの(半月版の損傷等にと書いてあったような気がします))を買って、それをつけて練習していましたが、3回目の脱臼をしてしまいました。
今でもそれをつけて練習していますが、やはり、サポーターは、その症状専門のものと、違うものとでは、効果がだいぶ違うものなのでしょうか。あと、サポーターに頼りすぎてはいけないと思うので、膝回りの筋肉を鍛えたいのですが具体的には、どのようなトレーニングが効果的ですか。(かかった医者には、どうにも鍛えようがなく、外れるか否かは運だ、みたいなことを言われました。)少しでも怪我する
前のように練習したいので、アドバイスをお願いします。
●松川医師からのコメント

初めまして、北新病院の松川です。お話から、習慣性膝蓋骨脱臼と思われます。通常は成長期にX脚が強いために膝を伸ばした際に、大腿四頭筋のお皿を引き寄せる力が、ベクトル分解(数学のようですね)すると、外側に外れるような力を生み出すわけです。これが原因で脱臼することが多いです。根本的に治すには、手術して少しでも外れにくくすることですが、とりあえず、今は手術は考えていないのですね?普段の日常生活では、全く支障ないのでしょうか?日常的にも、座っていて立ち上がる瞬間などいやな不安感などありませんか?もし、普段は全く支障無く空手で蹴りをするときだけ起こるものなら、手術など考えないで、サポーターや蹴り方の工夫などで対処できるかと思います。
脱臼の発生は、膝軽度屈曲位で下腿外旋位で、強く伸展した際に主に起こるようです。患者さんは、いすから立ち上がる際、少し捻って体重をかけた瞬間に外れたとよく仰います。まさしく、蹴りの動作に一致しそうですね。それなら、少し下腿を内旋(内に捻る)位にしながらやってみるとか、難しいかもしれませんが、早めに膝伸展位にしてしまって蹴るとかはできないでしょうか?日常的なトレーニング方法といっても、ご自分の筋力で外れるようなものですから、単なる筋トレと言うよりは、膝を極度に内旋させた四頭筋訓練などが有効なのかもしれません。サポーターは、膝蓋骨脱臼用のサポーターがあります。一般的なものは、ほとんど意味無いのではないでしょうか?それよりも、練習の時だけ、しっかりテーピングされるのがよいかと思います。ただし正しくしないと全く逆効果になることもありますので、スポーツトレーナーか、スポーツ整形外科に一度受診されて、指導してもらうのがよいと思います。



まみ>松川医師
[2003定10埖6晩(埖) 22瓶01蛍17昼]
初めて相談します。今、34歳です。
16歳の時、ソフトボールをしていて右膝を痛め腫れがひどかったので整形で診察を受けました。
半月板の損傷の疑いと言われましが、手術して見ないと分からないと言われ、他の病院に再度診察に行きました。
「みずがたまっている」との判断でみずを抜きました。それ以来腫れることはなく、ただソフトボールでベースをランニングして腰をきるときに膝の外側が外れるような感覚で歩けなくなったり、水泳のバタ足をするとおなじ症状が出たりしていました。
最近までほとんど痛みも無く生活していたのですが、2ヶ月程前から階段の登り降りがきつくなってきて気になり整形でMRIを受け結果を聞いてきました。
外部の半月板が殆ど無い状態で軟骨も痛み出しているとの事。
手術して残っているものを取り除いて軟骨の状態も調べたほうが
いいかもと言われました。来月の診察時にするかどうか返事をするのですが、入院は1週間程度と言われただけで詳しい手術内容が分からず受けるべきか迷っています。
できれば手術の内容を教えて下さい。もしこのまま何もしないでいると将来的にはどうなっちゃうんですか。お忙しいところ申し訳ありませんが宜しくお願いします。

●松川医師からのコメント

初めまして、北新病院の松川です。16歳当時から現在まで、一貫してソフトボールを続けられてきたのでしょうか?お話を聞く限り、受傷時は、外側半月板を痛め、その後の長い経過の中で、外側型の変形性関節症を来しているのではないかと推測されます。
私の患者さんで、某有名高校の野球部の監督さんですが、長年野球でノックしたり、守備などで、膝を締める(スキーで内エッジをかける動作:外反)ことを繰り返したため、両膝の外側型の変形性関節症を来たし、関節鏡手術された方がいます。MRIでも、外側半月は見えず実際関節鏡でも、ほぼ消失しておりました。半月板が多少でも残っており、これがひっかかったりしてそうなら、これらを削ったりすることも可能なのですが、結局ほとんどなにもできずに終わりました。いわゆる変形性膝関節症のほとんどは、内側型(いわゆるO脚)で、外側型は、少ないです。内側型の場合、加齢と共に脚力が落ちO脚の進行と共に症状も進行し人工関節の適応となることが多いです。逆に外側型の場合、変形は、X脚となり、比較的安定しており、通常の歩行などでは、それほど痛みなど出ないことが多く、より外反が強くなる動作などで症状が出る程度と思われます(ひどい人も中にはいますが)。ということで、その監督さんには、内外側に支柱の付いたサポーターなどをしていただいて経過を見ております。
関節鏡の是非は、実際拝見しないと何とも言えません。半月板性の症状があるなら、多少の半月板が残っていて、それらが引っかかってると判断すれば、やった方がいいと思いますし、変形性関節症がメインと考えるなら、敢えてやることもないかなとも思います。
多少なりとも、参考になりましたでしょうか?良い結果となることをお祈りしております。


りく>松川医師
[2003定9埖29晩(埖) 12瓶42蛍11昼]
小学6年の男子です。
1年半前からバレーボールをしています。
今年の1月にオスグット病と診断されました。
痛みがある時は、練習を休んでいましたが、いまだにジャンプをすると、運動が出来なくなる位痛みます。
先日、レントゲンを撮ってもらいました。
結果は、悪化しているとの事で、ジャンプと走ることを禁止されました。
レントゲンを見ると、剥離している方の骨は、ささくれの様になっていて、小さな骨片が、完全に剥がれていました。
これは、小さいので、摘出手術はしないで済むかもしれないとの事でした。
治療としては、
@このまま安静にして、自然治癒を待つ。
 その場合、高校生までスポーツ禁止。
A骨に数箇所穴を開けて、骨をくっつける手術をする。
 くっつかない場合アリ。
の2通りあるといわれました。
手術をする他に、中学生でスポーツをする方法はないものでしょうか?
いろいろ調べていますが、参考書物等が少なく知識がありません。
お忙しいところ恐縮ですが、治療方法や手術について教えて頂けましたら、とても助かります。
どうぞ宜しくお願いいたします。

●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。お悩みのことと思います。ただ、オスグッド病の場合、何よりも期間限定のものだということをご理解下さい。必ず治るし、大きな問題を残すこともないです。
基本は、今の痛いのをどうするかです。痛みの原因は、膝蓋腱の脛骨付着部の骨端症・・つまり成長時期の骨の一番弱い部位に、大腿四頭筋という体の中でもっとも強い筋肉が、常に引っ張る力を加えてるわけですから、たまったものではなく付着部の炎症と共に骨が剥がされて痛みが生じます。
特に、この年代でバスケット、高跳び、サッカーなどやってると起こらない方が不思議です。
症状が出て9ヶ月くらいですね。中学を目の前にして、悩まれると思います。
たしかに、骨に穴を空ける(ドリリング)方法は、有効であることが多いです。
いずれにしても、中学でスポーツができないなんてことはまずありません。早くけりを付けたいなら、ドリリングがいいと思いますが、それほど焦らないでも、ほっといてよくなると思います。
恐らく今が、症状のピークなのではないかと思いますよ。


けん>松川医師
[2003定9埖18晩(直) 17瓶44蛍13昼]
9月初めに、幅跳びの練習をして、右足首を捻挫しました。
痛くて、立てなく、すぐ近くの整形外科に行ったところ、足関節の正面の内反ストレス撮影を撮りました。脛骨と距骨の角度(talartiltangle)が、左が3度、右が6度といわれました。
経験上前距腓靭帯断絶と踵腓靭帯断絶といわれ、2週間ギブス固定、その後皮のギブスで2ケ月固定し、リハビリといわれました。
2本断絶したにもかかわらず、差が3度しか開かなかったのは、筋肉・骨が非常にいいからと言われました。また、一回捻挫したら、ほとんど元に戻らないと言われ、女性・一般のスポーツ選手のなかには10度前後差があってもスポーツしているといわれました。
そこで、質問ですが、3度の差だと、後遺症(捻挫しやすくなる。または靭帯が伸びる)は考えなくてもよいでしょうか。
捻挫してから2週間経ち、ギブスを取り、さわって、だいぶ靭帯ができてきたと言われましたが。

●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。返事遅れて誠に申し訳ありませんでした。
実際は診せていただかないと何とも言えませんが、もしtalar tiltの左右差が3゜なら、私なら、捻挫と判断し簡単なサポーターを処方すると思います。しかし、talartiltだけが全てではなく、腫れ方や内出血の部位なども考慮に入れるべきで、実際診てみるとやっぱりギブス巻こうとなってたかもしれませんが・・いずれにしても、固定して悪いことはありませんから、心配ありません。質問に対してですが、3゜の差で、それだけの治療すれば、恐らくほとんど左右差はなくなると思います。ものは考えようですから、恐らく充分すぎる治療と思われますが、きちっと治ると思います。
ちなみに、私は、talar tilt 13゜で、テニス、スキー、山登りを激しくやってます。
遅れてすいませんでした。


浩二>松川医師
[2003年9月10日(水) 02時03分41秒]
40歳の男性です。
去年の暮れ、2mほどの屋根から飛び降り、右膝を粉砕、陥没骨折
してしまいました。
傷病名は、けい骨高原骨折、大腿骨外果骨折、内側側副靭帯損傷、です。回復を実感できてますが、膝の緩さがいまだ残っていまして、
この点について、
「靭帯の問題というより、関節内骨折のため、骨の形が変わってしまい、関節面のかみ合わせが悪くなってしまったせいで、
それを矯正する手術ができなくもないが、今度は、膝が
固くなりすぎる恐れがある。元道理の、程よい状態には戻らない。
だから、再手術は、考えてないんですけどね。」
と主治医から説明され、後任の先生からも、「しっかり手術してもらってる。再手術は必要ないと思う。」とおっしゃいました。
私も、日常生活に困らなければいいと思っていますが、
このBBSにも、脚関節靭帯をいため、緩い状態で、何度も、捻挫を
繰り返し、というような書き込みを読み、この先、似たことが、膝に
起こらないか、と不安です。
現在軟性装具を使用してますが、一生これをつけて生活しなければならないのか、聞いてみたところ、そんなことはないです、といわれ、少し
安心したのですが、リハビリのPTの先生からは、ややX脚になっているので、変形予防と、これ以上X脚が進まないか、確認するまで、
つけておくように指示されました。
丸5ヶ月装具をつけています。最近、百貨店のフロアなど平坦な所で
装具をはずして、歩いてみたのですが、さほど不安を感じることなく
歩けたので、少し安心し、PTに話したところ、まあ、ぼちぼち
装具をはずして、慣らしていこう、といわれました。
足首と膝では、緩い感じでも、また違うものかもしれませんが、
この先、少し時間がかかっても、装具無しで、生活できるようになる
でしょうか。。
膝の可動域は、屈曲伸展とも、正座可能になりました。
執刀医からは、120度、せいぜい130度が限界、と明快に言われ
PTからも、正座は無理、といわれてました。

長々と焦点のぼやけた書き込みですみません。
どんなことでも、けっこうです、。アドバイスください。
お願いします。

●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。ご心配のようですが、お話を聞く限りではひどい怪我の割に経過がいいのではないかと思います。足関節と膝では、同じ靱帯不全でも違います。膝の外反強制(膝が内側に曲がる)で、内側は内側側副靭帯(MCL)損傷を、外側は、大腿骨外顆骨折と脛骨高原骨折となったと思われます。外反位が残存しX脚気味になってるのでしょう。
骨折は既に治ってると思われますので、今後問題になるのは、MCL不全、外側半月板を中心とした関節内のかみ合わせ不良に伴う症状の出現、又、受傷時に、関節内の前十字靱帯などの靱帯損傷があったならば、その不全症状などがあげられると思います。ただ、今、正座もできるようになり、歩行時の痛みなどもあまりなさそうですし、このまま、リハビリを継続されるのがよいかと思います。あまりアドバイスにはならなかったですね。頑張って下さい!


正志>松川医師
[2003年8月29日(金) 00時49分27秒]
サッカーをしていて突然膝がいたくなり病院へいって検査をしたら内側の半月板がすこしかけていて前十字靭帯が細くなっているとのことでした。医者には手術をすすめられましたが僕は出来るだけ手術はしたくありません。やっぱり手術をしないともうサッカーはできないのでしょうか?

●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。サッカーで、具体的にどうなったのでしょうか?相手と接触して転んで膝を捻ったり、接触はなかったが転倒したとか、全く転びはしなかったが知らないうちに痛くなったなど・・又、その後膝は腫れたりしたでしょうか?今現在は、歩いて痛みあるのでしょうか?
いろいろな情報がなければ、適切なアドバイスできません。恐らく、MRIの検査をされたのだと思いますが鋭敏な検査のため、実際は怪我して無くても怪我しているように見えたりします。まず何より、診察が
大事です。掲示板上での診察は、細かい情報です。できるだけ細かく今の状態も含め、教えてください。


佐久間>松川医師
[2003年7月30日(水) 23時05分45秒]
 松川先生はじめまして佐久間(34、男)という者です。左足首の靭帯のケガの事で相談にのってください。
 7月16日に柔道をやっていたところ左足首を捻り、三角靭帯の部分断裂、前距腓靱帯の損傷との診断を受けました。さらにその後MRIを撮りましたところ三角靭帯の断裂した個所が関節に入り込んでいて、もしこれからもスポーツをやりたいのであればそれを内視鏡にて除去した方が良いと言われました。その際、靭帯の損傷により関節も少し開き気味なのでスクリューにて6週位固定も行なうとの事でした。
 なるべくでしたら手術は行ないたくなかったで関節障害の本を調べましたところ、内視鏡にて足関節に入り込んでいる靭帯を取り出す手術というのは足関節が狭い空間という事もありうまくいかない事もあると書かれているものもありました。
 そこで先生にお伺いしたいのですが、内視鏡の手術による後遺症のリスクはどの位あるのでしょうか?手術を行なった為に関節を損傷する事はあるのでしょうか?又、行なうのと行なわないのでは予後に大きな差ができるのでしょうか?(つまり除去しないと何らかの障害が起こる可能性は高いのでしょうか?)
 自分としましてはレクリエーションとしてスポーツはこれからも行なっていきたいと思っている次第ですが、先生のご意見をお聞かせ下さい。

●松川医師からのコメント

北新病院の松川です。まず、このような怪我は初めてなのでしょうか?
問題は、関節鏡とスクリュー固定術の2点と思われますが、別々に考えた方がよいと思われます。
関節鏡に関してですが、三角靱帯(内側)損傷で、手術が必要となることは極めて少ないです。通常は、シーネやギブス、装具での治療となります。MRIで、靱帯の一部が関節に入り込んでるとのことですが、MRIで、完全に診断つけるのは難しく本当にそうなのか・・私はそれだけの情報だけでは、とても手術には、踏み切れません。後のスポーツ活動のことを話されているようなので、恐らく、靱帯損傷が治ってから予想される足首の痛み(断裂靱帯や滑膜組織によるインピンジメント・・挟まり込むこと)を、危惧されてるのかと思いますが、それは、そうなってから考えてもよいのではないかと思います。(必ずなるわけではないですから・・)関節鏡の手術自体は、確かに仰るように膝などに比べれば、スペースが狭く慣れないと、うまく行かないこともあると思いますが、それほど難しいものではありません。2点目のスクリュー固定は、恐らく遠位脛腓靱帯を疑われ、腓骨部分に1本スクリューで留めるものと思われます。話しの流れから察すれば、関節鏡するならついでに・・といった感じなので、それほどひどいとも思われません。(もちろんひどい場合は、スクリュー固定と靱帯縫合を行いますが・・)
実際に拝見しないとはっきりしたことは言えませんが、私ならば、黙って4-6週間ギブス固定して、その後ゆっくりリハビリしてみて、さきほどのインピンジメントの症状が出るかどうか確かめます。
インピンジメントも一時的なもので注射などで治まることもありますので、関節鏡は最終手段とすると思います。少しは参考になりましたでしょうか?


toshy>松川医師
[2003年7月17日(木) 17時15分42秒]
こんにちは。初めてご相談させていただきます。
27歳の女性です。
今年の5月1日に自転車から転倒し、左の足首を痛めました。
残念ながら、どう捻ったかはわからないのですが、その場で泣き出すくらいひどい痛みでした。まともに歩くことも出来ず、レントゲン台の上にも上がれない状態でしたが、X線上では異常が有りませんでした。
次の日から1週間ほど内外側の踵の周りにひどい内出血が出ましたが、仕事の都合上その状態を医師に見せることが出来ませんでした。
6週間ほど包帯で固定し、消炎鎮痛剤を服用し続けていましたが、
改善しないため6月21日にMRIを撮ったところ、「前距腓靱帯断裂を認め、脛骨内果の骨挫傷の可能性有り」と放射線科の診断が返ってきました。
どの程度断裂しているかは医師にもわかりませんでしたが、それ程関節は緩んでいないとの事です。2年間で同じ所を6回も捻挫しており(ほとんどエアロビクスでの受傷です)、今回の怪我で完全断裂してもおかしくはないとは思いますが、未だに階段を降りる時など響くような痛みがあり、裸足で歩くと小歩きになり、時々足がついていかす引きずるようにして歩きます。もし完全断裂の場合、手術で痛みや今後の障害を回避できるならしたいのですが、手術する場合としない場合の違いは何なのでしょうか?ちなみに他には膝蓋軟骨軟化症及びタナ障害、腰痛で整形外科に1年ほど通っています。
長々と申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
●松川医師からのコメント

はじめまして、北新病院の松川です。2年間で6回も捻挫してるとのことですね。
間違いなく足関節の外側靱帯(前距腓靱帯や踵腓靱帯)が緩くなってるもしくは切れてる状態が今回の怪我の前に既にあったのだと思います。実は、私も中学のバスケットボール以来、スポーツで10回以上右足関節の捻挫をしており27歳の時に、ロッキング(関節が動かなくなってしまう)してしまい、手術しました。捻挫を繰り返した結果生まれた遊離軟骨(関節ネズミともいう)が、引っかかった為に起こったものです。そのとき、足関節の外側靱帯は、既に跡形もなく無くなっていました。その後16年も経過してますが、新たな手術など無くテニスや山登りも特に不自由なくやってます。確かに歩行中痛むこともあります。
そこで、ご質問の手術に関してですが、どの様な手術をするかがまず問題でしょう。
痛みに対するものか、これ以上捻挫を繰り返さないためか、両方か?
もちろん、両方だと思いますが、それなら、関節固定術しかなく、年齢から考えても、お薦めできません。捻挫を繰り返さないためなら、靱帯再建術ですが、これも結構大がかりで、痛みが取れる保証はありません。痛みだけなら、関節鏡で関節内を確認して痛みの原因を除去できればよいですが、これも確実に痛みがとれる保証はありません。
私自身のことは先にも述べましたが、靱帯が全くない状態でも結構スポーツしており最近は特にひどい捻挫はありません。スポーツ前の十分なストレッチが有効だと考えております。
結論からすれば、私は、手術はお薦めしません。エアロビクスは、靴と床の摩擦抵抗が高く非常に止まりやすくその分足裏が固定されて捻挫しやすいと思います。充分な前後のストレッチ運動をお薦めします。


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