コラム

浴槽での息止め競争

FURUMIDOU

この間、浴槽で小学生の兄妹が水死したという悲しい事故がありました。
どうして水死するまでもぐってるんだろう、途中で苦しくならなかったのか。という疑問を持たれませんでしたか?
実はある状況においては、苦しくなる前に意識を失うことがあるのです。
息が苦しくなるのは、血液中の二酸化炭素濃度が増えるためだと言われています。酸素が足りなくなるからではないのです。
ですから息を止める前に過呼吸をして、血液中の二酸化炭素濃度を減らしておき、それから息を止めると、あまり呼吸が苦しくなりません。
しかし血液中の酸素の減る速さはほぼ同じですから、息が苦しくなる前に、低酸素で意識が消失します。
あの兄妹はいつも競争をしてたそうですから、事前に過呼吸をすると息が苦しくならないことを、経験的に知っていたのかもしれません。
ですから、この事故はけっして特殊な事故ではなく、皆さんの周りでも起こり得る事です。
僕も、さっそく子供に浴槽息止め禁止令を発しました。


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特定医療法人 朋仁会  北新病院

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